機械化で楽チン!
こんにちは!松浦です。突然ですが、家族の恒例行事ってありますか?僕の実家では年末に餅つきすることが恒例行事の1つです。最近は何でも機械化になって、餅をつくのも機械でやってます。杵(きね)と臼(うす)でついた方が“餅つき”って感じ!ですが、両親もだいぶ高齢になったので最近は専ら機械です。もち米を蒸して機械に入れたら完成!って感じでとってもラク。他にも自動で餅を切って丸めてくれる機械があったら良いですね。手を火傷することもなくなります。笑
家は大工さんの腕次第
木造住宅の場合、昔は大工さんが現場で木材を加工し、加工した木材を組み立てて家を建てていました。「大工さんの腕次第で家づくりが決まる」と言われるほど、職人さんの技術力次第で家の出来栄えが左右されたそうです。それに比例して構造の安全性も異なってました。またすべて手作業なので工期長くなるなど様々な問題がありました。
家づくりも機械化に
実は家づくりにおいても色んな工程で機械化が進んでいて、木造住宅においては“プレカット工法”が最近の主流。この工法はカンタンに言うと、プラモデルのつくり方の一緒。工場で木材を加工して、現場の大工さんは加工された木材を組み立てるだけ。それぞれの木材に印がついているので柱をつけ間違えたりという心配もありません。
“プレカット工法”のメリットとは?
プレカット工法になったことで多くのメリットが生まれました。木材の加工は機械任せなので、大工さんの腕次第で家の出来栄えが左右されるという問題が少なくなりました。構造の安全性も保証されます。加工の失敗で木材をムダにすることもありません。木材の加工する時間や大工さんが組み立てる時間が短くなることで、購入代金に含まれる職人さんの人件費が減るというメリットも。
デメリットってあるの?
木材には人と同じようにそれぞれ個性があります。経験豊富な大工さんはそれぞれの個性を見抜き、相性の良い木材同士を組み合わせて家を建てていました。一方プレカット工法ではその個性を活かすことはありません。ですので長い年月が経つと組み合わせた木材に多少スキマができてしまいます。ですが、建築基準法で木材の組みあわせた部分に金具でさらに固定する決まりがありますので、少しスキマができてしまっても問題ありません。
最後に…
プレカット工法は現在ほぼ全てのハウスメーカーや工務店が採用しています。それは、この工法がとても良いものだということです。もちろんプレカット工法を用いてつくられた家に住まれるであろうあなたにとってもメリットがあります。ですので、家づくりの際は木造住宅を視野に入れてみてはいかがでしょうか?