こんにちは!松浦です。
突然ですが、「狭小住宅」という言葉を見たり聞いたりしたことはありますか?
「狭小住宅」とは、一般的に建物の延べ床面積が30坪以下の家のことです。
狭小住宅は、比較的小さな土地に建てることができるので、都市部の住宅密集地に建てられたり、土地代を抑えるために小さな敷地を選択して建てられたりしています。
狭小住宅は土地代や建物代を抑えられるメリットがある一方、建物の限られた大きさの中に、キッチンやリビング、浴室、トイレ、寝室、子ども部屋などを配置しなければならないため、ある程度のテクニックが必要になってきます。
そこで今回は、狭小住宅を建てる時の間取りや動線を住みやすくするための工夫を4つご紹介していきます。
【1】部屋を細かく区切りすぎない
浴室やトイレなど、最低限区切らないければならない部屋もありますが、部屋という部屋を壁や建具で区切ってしまうと、一部屋が狭くなったり、ドアの開け閉めの回数が増えることでストレスになってしまうケースもあります。
例えば、書斎や寝室を分けるのではなく、寝室兼書斎のようにすることで一部屋が広くなり、狭さが感じにくくなる空間にすることができます。
また、子ども部屋が2つ以上必要な場合、最初から壁を設けるのではなく、広い一部屋にすることで子供の遊び場になり、ある程度子供が成長してから壁を設けて各々の子供部屋に分けることもできます。
【2】収納スペースを確保する
出来るだけ部屋を広くしたいという理由で収納スペースを削減してしまうと、モノが増えてきた時に居室に収納棚を置くなどして、部屋の中がモノだらけになりごちゃごちゃした感じになってしまいます。
ある程度の収納スペースを設けることで、部屋の荷物が少なくなりスッキリした感じになります。
床が見える範囲が広いほど、スッキリさを表現でき、室内空間を広く見せることができます。
【3】建具は“引き戸”がオススメ
建具(=ドア)を開き戸にしてしまうと、開閉部分にはモノが置けない状態、いわゆるデッドスペースになってしまいます。
仮に室内の建具を全て開き戸にした場合、一か所ではそれほどでも、家じゅうのデッドスペースをまとめると、約5~7帖分=一部屋分の広さになり、とてもムダな状態と言えます。
引き戸(=スライド式)にすると、ほぼデッドスペースがなくなるため、室内空間をすみずみまで有効利用することができます。
普段はドアを開けたままにしても邪魔にならず、換気・通風ができ、空間が広がり狭さを解消してくれます。
床から天井までの高さがある“ハイドア”にすると、より空間の広がりを演出できるので、費用はかかりますがオススメです。
【4】デッドスペースを最小限に抑える
先ほど、建具のところでもお伝えしましたが、家じゅうのデッドスペースを集めると、一部屋分以上の広さのムダな部分が出る恐れがあります。
例えば、階段下にトイレや収納スペースをもってきたり、廊下の面積を最小限に抑えることで、居室に使える面積を多く確保することができます。
まとめ
今回は、狭小住宅を建てる時の間取りや動線を住みやすくするための工夫を4つご紹介してきました。
・部屋を細かく区切りすぎない
・収納スペースを確保する
・建具は“引き戸”がオススメ
・デッドスペースを最小限に抑える
建物を計画する時には、限られた大きさの中に必要な部屋数とその広さを出して配置していく必要があるため、自分たちで考えるのは難しいでしょう。
特に狭小住宅の場合、難易度の高い“知恵の輪”を解くような高度なテクニックが必要になる場合もあります。
ただおさめても生活動線や家事動線などを考えないと住み始めてからの後悔になってしまうかも、、、。
ですので、狭小住宅に限らず間取りを計画する時には、住宅会社の設計にお願いすることが一番でしょう。
ちなみにアイパッソの家は、弊社含むシアーズホームグループで長年培った施工実例をもとに、暮らしやすい間取り、動きやすい家事動線・生活動線を研究してつくられた規格住宅を取り扱っております。
その中には30坪未満の狭小住宅のプランもありますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
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