こんにちは!松浦です。
住宅ローンの“つなぎ融資”ってご存知ですか?実は家づくりを始めている人でも、認知度が低いワードなんです。
広くは知られていない言葉ですが、実は知らないがために損をしてしまうケースもあるのです。
そこで今回は住宅ローンの“つなぎ融資”がどのようなものなのかをご説明します。
“つなぎ融資”とは?
住宅ローンを申し込んだ時、実際に融資がおりるまでの間に組むことができるローンのことです。
住宅ローンの借入額は建物代、土地代、その他諸経費を全て含めた金額がほとんどです。
家を建てるためにはまず土地を購入するために土地代が必要になります。しかし、住宅ローンは家が完成した後でなければ融資はおりません。
物件が完成するまでの間に、土地代や、家を建てるために必要な費用を支払う必要があります。その支払いを自己資金で賄うことができない人のために“つなぎ融資”というローンがあるのです。
“つなぎ融資”のメリット
つなぎ融資を利用することで、住宅ローンの一部を前借りするような形になります。
ですので、自己資金が少ない人にとっても住宅の購入がしやすい制度になります。
“つなぎ融資”のデメリット
金利が高く、別途諸費用がかかる
現在(2018年1月)は住宅ローン金利は1%前後がほとんどですが、つなぎ融資の金利はどの金融機関でもだいたい2~4%となって割高です。
また、別途「融資事務手数料」として10万円、融資金額によって差はありますが「収入印紙代」もかかってきます。
※つなぎ融資時にいくらかかるのかは下部で計算方法も含めて詳しくご紹介します。
住宅ローン控除が適応されない
住宅ローン控除とは、12月末時点の住宅ローン残高の1%分の税金が10年間にわたり戻ってくる制度のことです。
ある条件を満たせば誰でも利用できる制度ですが、この制度はつなぎ融資時には適応されません。
住宅ローン控除は「家が完成してから6ヶ月以内に住み、その年の12月31日まで引き続き住んでいること」が利用条件の1つです。そのため、土地の購入費用や着工金など、家が完成する前に使用するつなぎ融資は対象外になってしまいます。
“つなぎ融資”でいくらくらい利息がかかるの?
上図のようなスケジュールで家づくりが進むとします。その場合のつなぎ融資にかかる利息等は以下のような計算です。
<つなぎ融資の利息計算式>
借入額×金利÷365(日)×借入期間(日)
金利:2.5%の場合
土地購入:800万円×2.5%÷365(日)×240日(8ヶ月)=131,507円
着工金 :500万円×2.5%÷365(日)×150日(5ヶ月)=51,369円
中間金 :500万円×2.5%÷365(日)×90日(3ヶ月)=30,822円
合計:131,507+51,369+30,822=213,698円
印紙代も含めて、約22万円の支払いが必要になります。
“つなぎ融資”を使わない方法
住宅を購入 = つなぎ融資という訳ではありません。新築で土地から購入・注文住宅の場合につなぎ融資を使います。
新築住宅でもつなぎ融資を使わなくていい方法が1つだけあります。それは分譲(建売)住宅を購入することです。
建売住宅のほとんどの場合、土地・建物・諸費用を含んだ費用で販売していますので、土地購入や着工金時に繋ぎをする必要がありません。
ちなみにサンタ不動産でも、「i-passo(アイパッソ)の家」という分譲住宅の商品を販売しております。
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