こんにちは!松浦です。
賃貸住宅や戸建て住宅の敷地内でよく見られる砂利。
どうして家の周りに砂利が使われているかご存知ですか?
今回は住宅周辺に使用されている砂利について、種類やメリット・デメリットをまとめてご紹介したいと思います。
砂利の種類
ひとえに砂利と言っても、実は大きく3つの種類にわけられます。
砕石砂利
砕石砂利は正式名称「クラッシャーラン40(C-40砕石)」と呼ばれます。
名前の通り、岩石やコンクリートなどをクラッシャーで砕いただけの砂利です。
角ばっていて、大小さまざまな大きさが入り混じっているのが特徴です。
色は白~灰色のものが多いです。
川砂利
丸みを帯びたものがほとんどですが、大小さまざまな大きさが入り混じっています。
採石場所にもよりますが、石の色はバラバラなのも特徴の一つです。
川砂利の採石は自治体の許可が必要になりますので、近くの川から勝手に運んではいけません。
化粧砂利
化粧砂利は、白、黒、赤など色が統一されていて、大きさもほぼ均一に整えられています。
ホームセンターで販売されており、日本庭園などでよく使用されています。
3種類の中で唯一加工されているものであり、その分費用もお高めです。
砂利のメリット
建物の周りに砂利を敷くことによるメリットはたくさんあります。
砂利を敷いたところを踏むと、音がしますので、空き巣などの防犯対策に効果的です。
地面の上に砂利を敷くと、直接地面に太陽光が当たらなくなるので、雑草が生えにくくなり、生えたとしても抜けやすくなります。防草シートを地面と砂利の間にいれることで、より防草効果が高まります。
土埃もたたなくなり、水はけも良くなるので、外壁の汚れや湿度によるコケなどの対策にもなります。洗濯物の汚れや乾きやすさにも多少効果があるようです。
外構に砂利を採用することで、施工がカンタンで、費用も安く抑えられます。部分的に化粧砂利を使用することでアクセントになり、外構が華やかになります。
また、施工後のカスタマイズ時も、砂利は移動させやすいので、DIYのお庭造りなども比較的ラクにすることができます。
砕石砂利のような角ばった砂利を使うと、害獣が嫌がり侵入を防ぐことができるので、家庭菜園の周りなどにオススメです。また、敷地内の害獣の排せつ物の予防にもなります。
砂利のデメリット
建物の周りに砂利を敷くことによるメリットだけでなく懸念事項もあります。
砂利の1粒1粒は小さく、子供にとってはおもちゃに適した大きさになります。砂利を投げて遊ぶ恐れもあり、それにより周辺にご迷惑をかけてしまう場合も。
また、道路上に砂利がこぼれてしまうと見た目が悪く、片付けの手間もかかります。
外構に砂利を敷くだけにしてしまうと、殺風景な外観になってしまうかもしれません。
殺風景だからと言って、植栽を植えると、落葉樹の場合、落ちた葉が砂利のスキマに入って、掃き掃除がしにくい点もあります。
駐車場部分に砂利を敷くと、砂利にタイヤが埋まってしまったり、駐車のたびに音がうるさかったり、道路などに砂利がこぼれやすくなるので、オススメはできません。
白系の化粧砂利を使用すると、雨水や空気汚染により、数年後には汚れてしまうかもしれません。その時の掃除がしにくいのも難点の1つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は外構によく使われる砂利について、特徴やメリット・デメリットをまとめてご紹介しました。
ぜひ色々な商品の特徴をおさえて、あなただけの素敵な外構計画をしていただければと思います。
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