こんにちは！松浦です。今回も建売住宅の安さの秘密についてお伝えします。

家の価格には何が含まれているのか？

家の価格には様々な項目が含まれています。建物の材料費はもちろん、窓や扉などの建具、キッチンやお風呂などの設備代、家を建てるために必要な材料の費用がすべて含まれます。

また、木材など加工する費用や現場に運ぶための運搬費も含まれます。

他には人件費。住宅会社の営業さんは業務を代行したり、設計さんは間取りの作成や検査の請負をしたり、インテリアコーディネーター（ＩＣ）さんは照明やカーテン、壁紙などの配置や配色を考えたりしています。また、現場では大工さんや左官さんなどの職人さんが家を建ててくれますよね。

このように多くの人が関係し、多くの物が使われて家１棟が完成します。

注文住宅との違いとは？

先ほど述べた項目が全てではありません。他にも細かく見るとたくさんの項目があります。実はこれらの項目は注文住宅と建売住宅で全て同じというわけではありません。建売住宅に含まれない項目とその理由をいくつかご紹介します。

人件費の削減

注文住宅の場合は、１棟１棟お客様の要望に合わせて計画するので営業・設計・ＩＣがそれぞれの担当の打合せをする必要があります。

建売住宅は規格住宅と言われることもあります。名前の通り“規格”ですので、間取りや配色などは家の大きさ別に何パターンか既に決まっており、建てる土地や地域の家族構成の特長に合わせて選ぶだけ。すでに決まったプランの中から選択するだけなので、ほとんどの場合営業のみで計画していきます。ですので、単純に設計やＩＣの人件費をカットすることが可能となります。

工期の短縮

家を建てる時も違いがあります。注文住宅の場合は毎回家の形や間取りが違うので大工さんや職人さんの作業時間が長くかかってしまいます。しかし、建売住宅の場合、ほとんど同じ家の形で同じ間取りなので、大工さんや職人さんの効率も上がり作業時間が短縮するので、その分の人件費を削減することが可能となります。

材料費の削減

建売住宅の場合は全体的にシンプルなつくりが多いです。その理由の１つは、ニーズが多いこと。もう一つは材料費を削減できるから。

注文住宅の場合、こだわりが多いほど家を建てるための部品が細かく、材料も多くなってしまうので費用がかかります。

建売住宅の場合はこだわりは最小限にしてるので、注文住宅ほど材料費がかかることはありません。

まとめ

建売住宅安さの理由は以下のように大別できます。

○人件費の削減
○工期の短縮
○材料費の削減

↓他の安さの理由が気になる方はこちら↓

建売住宅の安さの秘密①
https://www.ipasso.jp/weblog/?p=1525

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