こんにちは!松浦です。
住宅ローン返済開始後に使える、住宅ローン総支払額を減らせる可能性がある「繰り上げ返済」をご存知ですか?
「繰り上げ返済」の基礎知識についてはこちらを参考にしてください。
↓↓↓
住宅ローンを安くするテクニック~繰り上げ返済とは?~
https://www.ipasso.jp/weblog/?p=1771
今回は、この繰り上げ返済の効果を最大限に引き出す3つのポイントをご紹介します。
繰り上げ返済の効果を最大限に引き出す3つのポイントとは?
早速3つのポイントをご紹介します!
そのポイントとは以下の3つ。
【1】繰り上げ時期を早くする
【2】金利は高いほどいい
【3】残高が多い時が狙い目
【1】繰り上げ時期を早くする
上記の表を参考に、例えば、金利2%で3,000万円を借り入れた場合。
1年後に100万円繰上返済すれば、支払い利息を94万円カットできますが、3年後は86万円、10年後は62万円に減少してしまいます。
なるべく早く繰上返済をした方がいいということは分かりました。
しかし、もし住宅購入時にまとまった貯蓄があるのであれば、繰上返済ではなく頭金として利用した方がいいのでは?
ということで下部の表を見てみましょう。
この表のように、頭金ではなく繰上返済に使う方が約40万円ほど負担が軽減されています。
ですので、まとまった貯蓄がある場合は、頭金ではなく、繰上返済として利用するようにしましょう。
【2】金利は高いほどいい
先ほどと同じ表を見ながら確認していきます。
借入額3,000万円、1年後に100万円繰上返済する場合、金利2%だと利息を94万円カットできますが、金利1%では39万円しかカットされない事が分かります。
もし、現在変動金利か固定金利で迷っている方は、固定金利をオススメします。
一般的に変動金利より固定金利の方が金利が高く設定されています。
「それなら変動金利の方がお得なのでは?」と思われるかもしれません。
消費税増税や2020年の東京オリンピックによって、景気が良くなると予測されています。
これから35年間住宅ローンを支払うことになるとすると、今後金利が上がる可能性が大いにあるのです。
変動金利だと、景気の変動に伴う金利の上昇の影響をもろに受けてしまい、後々支払い額が増える恐れがあります。
それよりも低金利の今のうちに固定金利に設定することで、今後も金利の変動の影響を受けませんので、安定した支払いによる家計のバランスを保つことができるでしょう。
また、直近で見ると変動金利より固定金利の方が金利が高いので、同じように繰上返済をした場合は、固定金利の方が負担軽減率が高くなる可能性があります。
【3】残高が多い時が狙い目
上記表のように、借入額が3,000万円の時と1,000万円の時。繰上返済の効果を一覧にしてみた場合。
借入額(残高)の大きい3,000万円の方が、繰上返済の効果が大きいことが分かる。
繰上返済が100万円なので、差額が2~5万円ほどだが、繰上返済額を200万円、500万円、1,000万円と金額が多ければおいほど、差額も広がり、残高の多い方がより支払い負担軽減率が高くなる可能性があります。
いかがでしたでしょうか?
今回は繰上返済について、効果を最大限に引き出す3つのポイントをご紹介しました。
【1】繰り上げ時期を早くする
【2】金利は高いほどいい
【3】残高が多い時が狙い目
確かに、借入金額にお金をかけることで住宅ローンの総支払額が減ることは確かです。
しかし、だからと言って今ある貯蓄を切り崩して繰上返済に充てるのは本末転倒です。
月収、貯金残高、月々の支払い、その他家計(収入・支出)、これらをしっかり把握したうえで、無理のない返済計画をすることをオススメします。
御家族でお話愛されることはもちろん大事ですが、もっと正確に、詳しく返済計画をされたい場合は、ご契約された住宅会社の営業さんに言うと、お知り合いのファイナンシャルプランナーをご紹介してくれますよ。
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